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車中泊で3泊の旅

発端は横浜市の500坪73万円の競売物件

 今の季節はいいけれど栃木の冬は寒い。暑いのは平気だけど寒いのが大嫌いなので、暖かい地方への移住を考え不動産物件のチェックをしていると面白い競売物件が出てきた。
 競売3点セットの写真を見ると広葉樹の大木の疎林になっていて、密生している竹を伐採すればかなりいい感じの土地になりそう。市街化調整区域内なのが欠点ではあるけれど、この地域でこれだけ広くて安い物件が出ることはめったにない。とりあえず電気と水道だけ引いて畑をやりながらキャンピングカーに住み、車庫を建ててしばらくして地域に溶け込んだところで最低限住める小屋に改造してしまえばいい、などと考えた。
 ついでに伊豆まで足を伸ばし、前々からチェックして気になっていた物件をまとめて視察することにした。
 

現地調査

 さて実際現地に足を踏み入れてみると、500坪の面積のうち半分以上は法面で実質使える平地は200坪程度でちと狭い。雰囲気がいいと思っていた広葉樹は大木というより巨木で、しかも道路に覆いかぶさりモロに電線に被っている。
 もし台風で倒れ電線や電柱を破壊したり、通行中の車や人を巻き込んだりした場合賠償責任を問われかねない。かといって伐採するのもかなり費用がかかりそう。固定資産税額は免税点以下で維持費がかからないと気楽に考えていたけれど、思わぬところで所持コストが掛かってきそうだ。
 それと周りに民家やアパートがあり敷地はモロ見えなので、思ったより勝手なことはできなさそう。市街化調整区域で建物建築は基本できないのに何か建てるとうるさい人に通報されそうだ。
 さらに周辺は住宅地で、幹線道路に出ると渋滞ばかり。のんびり田舎暮らしには程遠い環境で、いまいち住みたいとは思えなくなってきた。山はないし、海は近いけれど行くには渋滞をくぐり抜けなければならない。
 

伊豆へ

 3時間ほど現地調査したので、伊東に着いたのは午後8時頃。やぶ漕ぎで汚れた体を和田湯会館で洗い流し、道の駅伊東マリンタウンで車中泊。
 マリンタウンの敷地内にも入浴施設はあるけれど1000円とお高いので伊東市内の共同温泉へ。和田湯会館、毘沙門天芝の湯、松原大国天神の湯と同じような立ち寄り湯が3軒ありどれも300円で入浴できる。

 やはり伊豆はいい。横浜とか人が多すぎて疲れてしまう。
 栃木の中山間地域で田舎暮らしを始めて5年、自然のなかでの暮らしが板につきすぎてもう市街地では暮らせない体になってしまった。

助手席を取り外せば就寝スペースは十分

 今回ミラで初めて車中泊してみたけれど、思ったより快適だった。
 昔はキャンピングカーで全国を旅したので、ミラじゃ狭くてさぞ不快だろうと覚悟していたけれど、むしろ気楽でよい。燃費が倍近く良いので外食外風呂でも経済的だし。
 ただ網戸がないのはつらい。これからの夏の季節は暑すぎてとても無理だろう。季節の良いとき限定仕様だ。
 あと、何か物を取り出したり、ちょっと着替えたりするたびに車外へ出なければならないので、雨の日や寒い冬はかなり不快だろう。4,5,6月、9,10,11月の期間で好天が確実な数泊程度の旅でしか使えない。

車中泊の車は多い

 アドリアというイタリアのキャンピングカー、これだけ大きければさぞ快適だろう。しかし大きすぎると駐車場を選ぶし、林道などにも入っていけないので私には国産キャンピングカーがちょうどいいな。ロデオキャンピングカーは一時抹消してもう5年になってしまったけどいずれ復活させたい。しかし今は他にやりたいことがいっぱいあるのでいつになることやら。18年超の車は自動車税と重量税が2割増しになったことで維持費が月1万円くらい掛かってしまうので、年に数日の利用では復活させる気にはならない。

 平日なのにキャンピングカーは10台、車中泊の乗用車は20台以上は駐車していた。

道の駅伊東マリンタウンはうるさい

 車窓から初島を眺めるロケーションは最高なのだけど、国道沿いで深夜でも車の流れが絶えず、入場してくる車も多いので騒音がかなり気になる。
 初日は夜に着いて探索する余裕がなかったのでメジャーな道の駅にしたけれど、この日いろいろ車中拍適地を探したところ、伊東市中心街から10kmほど山を上がった伊東市の水がめ、松川湖の湖畔でその後2泊することになる。

 つづく